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[30]** 掲示板のサーバー移転。 ** 2003/08/18 18:46
お知らせですっ。
ここ掲示板、サーバーの移行があるそうで、明日一日表示されなくなるらしいですっ。

日時:2003年8月19日(火) 午前5時より終日

何事もなく移転完了しますようにっ。

  written by* KS@管理人

[28]** 初めまして ** 2003/08/15 00:15
どこをどうたどったか、今となっては修復不可能な道をたどってやって参りました。

ハーレクインの下訳をなさったのですか。すごい!わたしもとりあえず翻訳の仕事をしていますが、フィクションのセンスはさっぱりです。

三月から大型プロジェクト(実務と出版二件)が続いて、ええかげん、いやになりました。翻訳は仕事がこなければさみしい、来たら来たでうれしかなしの繰り返しですね(~~;

おたがい、目をいたわりながらがむばりませう。では、また〜〜

  written by* ライラ
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[29]** ** ** 2003/08/15 17:52
ライラさんはじめまして〜。SHUGOさんのサイトの掲示板で一度お見かけしたことがあります〜。ご訪問ありがとうございますっ。

ハーレクインは大変でした。なにしろわたしのもともとの文体は「ハンサム(←翻訳学校の先生の表現です)」らしいので、もっともハーレクインと遠いんですね。ので、英語的に完全にわかっているところでもどう書けばいいのか五里霧中……。あんな下訳が役に立ったのか不明です。内心滝汗状態です。とほほ。

ライラさんは仕事が軌道にのってるんですね。うらやましいです。でもたしかに仕事が軌道に乗っている翻訳者の友達はみんな忙しそうで大変そうです〜。一年に二回ぐらい一ヶ月ほどバカンスをとりつつ翻訳家をする……ってわけにはいかないんですよね、人生。はっはっは。

わたしの次の仕事はいつだか、あるんだかわからない状況ですが、とにかくお互いがんばりましょう〜。

  written by* KS@管理人

[24]** 何時の間にか…… ** 2003/07/29 11:09
しばらく日記を覗いてなかったために『キリ番GET』を逃してしまいました。まあ、次に賭けます!

ところで、翻訳の仕事が来たんですね! 下訳とは言え、1冊丸ごとですよね? 頑張って下さい! 
翻訳の手順ってわかんないですよね〜。先生に尋ねても、『最初にこうこうして、それからこうやって、最後はこう仕上げるんだよ』みたいなことを教えてもらえた試しがありません。それぞれ仕事を続けていきながら自分のやり方を見付けていくんでしょうねえ。

視点の問題、翻訳の授業でイヤというほどやりました。フランス語なら視点がころころと変わっても読んでいて違和感がないのに、日本語だとだめだから、1度作者の視点で引き取ってから、他の人物の視点に動かすように、とか……。頭では理解できても実際には難しいです〜!

文体の話も読みました。ぼくは、翻訳の授業のときに、『文体なんて考えたことがない!』って言い放ってしまったようなヤツですが、たとえば、男の主人公だったら、『オレ』で訳すか、それとも『僕』か『私』か、それを決めるだけで自ずと文体も決まってきませんか? そんなに単純じゃないのかなあ……。

松本さんやkanjikanさんのサイトもよく覗かれてるようですね。ぼくにはちょっと難しいので、このところ御無沙汰気味ですが……。

さてさて長々と書いてしまいました。ともかく、翻訳頑張って下さい、というか、一緒に頑張りましょう!

  written by* NONNONオヤジ
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[25]** ** ** 2003/07/30 19:15
NONNONさんいらっしゃいませ〜。次のキリバンは7000ですっ。たぶん一ヶ月以内に来ると思います。狙ってみてくださいね〜。

> 下訳とは言え、1冊丸ごとですよね?

いやいや、下訳、第6章と第7章だけですっっ。30ページですねっ。それを一ヶ月なので、そんなにきびしい量じゃないんですが……。でもわたしには結構大変なのでした。
(^_^;)
バベルに通っていた頃にやっていた分量を考えると、たぶんこのぐらいのページ数に二ヶ月とかかけてたような気がするので、その倍なんですよね〜。あと、途中から途中までなので、なんだかのりがつかみにくいというのもありまして。

> フランス語なら視点がころころと変わっても読んでいて違和感がないのに、日本語だとだめだから、1度作者の視点で引き取ってから、他の人物の視点に動かすように、とか……。

英語だとそこまでは言われないですね〜。少なくともわたしがやっていた課題は、視点は原文のままでよかったです(って、その原文の視点を読み間違えたりするんですけどねっ)。フランス語のほうが視点ってややこしいんですかねえ?? あと、そういうのって「原文重視派」の先生と、「日本語重視派」の先生とで違うこと言ったりしないですか??
英語の場合、単に直訳していくと、日本語としては誰の視点でもない中立の文章がそこら中に出てきちゃうんですよね。なので意図的に「ここは○○の視点のゾーン」と判断して、それにあわせて寄せた日本語にしなきゃならないっ。英語より日本語のほうが視点によって言い回しが変化する言語なんでしょうね〜。

> たとえば、男の主人公だったら、『オレ』で訳すか、それとも『僕』か『私』か、それを決めるだけで自ずと文体も決まってきませんか?

あと、年齢設定とかもそうですよね〜。でもその手の色づけをあまりやりすぎるとなんだかマンガチックになっちゃいそうなので、加減がむずかしいですっ。要求されているメモリは十段階ぐらいなのに、こっちは二段階ぐらいしかメモリがない感じがしてまして……つまり、5歳ずつ文体を変えられるといいんですが、実際は、5歳、20歳、40歳、70歳ぐらいにしか分けられなかったりするわけですね〜。とほほ。

ただ、そういうのはなんというか、表面的な文体でして、わたしが好き嫌いを判断している文体というのは、たぶんボキャブラリーの選択を支配している価値観とか思想のような気がします。で、価値観とか思想とかぐらついてない作者は、当然ボキャブラリーの選択もブレもないので、その統一感をわたしは美的だと感じるみたいでして……。
何を言いたいんでしょうか、わたしっっ。
(^^ゞ

> 松本さんやkanjikanさんのサイトもよく覗かれてるようですね。ぼくにはちょっと難しいので、このところ御無沙汰気味ですが……。

フランス語を飛ばして読んでます(←それで読んでいるうちに入るのかよっって感じですが)。松本さんのサイトはギベールについて扱ってくれている日本では数少ない貴重なサイトですっ。ので、全部めを通しております(フランス語を飛ばしてるので斜めにですがっ)。kanjikanさんのサイトは、わたしもちょっと守備範囲が違うのでわからないことが多いです。USO日記のどこがUSOなのかもさっぱりわかりません。全部信じてます。はっはっは。

ともあれ翻訳、辛気臭い仕事ですが、お互いがんばりましょ〜。めざせ夢の印税生活(違うかっ)。

  written by* KS@管理人
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[26]** 印税生活 ** 2003/07/31 00:46
ぼくは仕事として小説を訳したことがないので(『漆黒の王子』はちょっと毛色が違うので、あえてはずすと……)よくわからない面もあるのですが、楽しそうでもあり、また難しそうでもあり、って感じですかね? 『ハーレクイーン』っていろいろと規定が多くて大変(ページ数が決められているので、訳文の長さをそれに合わせて調整しなければならないとか……)だと聞いていますが、頑張って下さい! 目指せ、印税生活! でも、現実はそれほど甘くない! 英語でもフランス語でも、辞書も引かずにサクッと訳せるような実力者なら話は別ですが……。そう、辛気臭い作業だけど、地道にこなしましょう。『夜明けの来ない夜はないさ、終わりの来ない仕事はないさ』ですから。

文体の好みのこと、何となくわかる気がします。ただ、ぼくの場合はそれほど意識してはいないみたいです。とりあえずは登場人物の誰かに寄り添って読み進められる小説が好きですね。贅沢に言葉を選び抜いた華麗な文章よりも、生の心情を叩き付けるような、血の通った文章にこの頃は惹かれます。

保坂和志さんのインタビューも読んで見ました。保坂さんの、あのノンビリした穏やかな文章が結構好きで何冊か読みました。いわゆる『癒し系』かも知れません。

さっきまで仕事をしていましたが今夜はもうおしまいにします。

それではおやすみなさい。ZZZ……。

  written by* NONNONオヤジ
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[27]** ** ** 2003/08/01 18:55
どもどもですっ。

> 『ハーレクイーン』っていろいろと規定が多くて大変だと聞いていますが

わたしは下訳なので、そういうのは関係ないんですよっ。で、飛ばさずきちんと丁寧に訳してくださいといわれたんですが……いろいろとわからないところとか迷うところとか出てきて、パニクってます。とほほ。
でもNONNONさんのやっている仕事は印税なんですよね?? わたしは下訳なのでもちろん印税ではないんですが、実はハーレクインは全部印税じゃないんですよねっ。あれって半月で店頭から消えるので、雑誌に近い感じなんですよね。

でもある地点までは翻訳の勉強は小説を書く勉強と重なってるんですが、いまは自分の小説のオリジナリティを練っている状態なので、どうも翻訳をするとワケがわからなくなります〜。翻訳は自分の美意識で文体を選択できないですよね。前回やったようなノンフィクションのほうがそういうジレンマなかったので、精神的に楽でした。自分がはまっている作家の小説の翻訳ならこういう問題は発生しないんでしょうけどね〜。う〜ん。

> 辞書も引かずにサクッと訳せるような実力者なら話は別ですが……。

柴田元幸なんて専念したら一冊一週間で訳せるとかって言ってましたよ〜(ただしワープロ打ちは家族に任せてるらしいですけど)。本来翻訳ってそういう人がやるもんなんでしょうねっ。いまのスピードだと仕事になるレベルじゃないです、わたしは。とほほ。

といっても、ついこのあいだまでお金払ってやっていた作業でお金もらえるわけですから、らっき〜には違いないんですけどねっ。
とにかく、お互いがんばりましょう〜。

  written by* KS@管理人

[21]** 日記のお話… ** 2003/07/25 23:34
日記に書かれている、人称の話、興味深かったデス。読み手はあまり意識しないものかも知れないけど、結構、小説の中では人称って大切ですよね。
やはり、小説、特にエンターテイメント小説は、どうしても、登場人物の誰かに共感しながら読まないと、感動も出来ないので、そういう意味で、「面白い」小説たるには、三人称であっても、誰かの意識が反映された文体になりますよね。
「映画」との比較論は、目からウロコでしたが、でも、小説というか、本の世界は自己の中で展開して完結するものなので、映像とは比較しようがないような気も、個人的にはします((^^;;

ところで、先日、実家に帰ったときに、母が朗読の教室で漱石の『夢十夜』を部分的にやっていて、他の夜の夢の話も読みたいというので、昔、買った文庫を本棚から引っ張り出してきました。
(漱石のこの本と言えば、確か、管理人サマに影響されて、私も大学時代に買った気が…)
その中の三夜目だったかな?
最後の文で「○○の○○の○○…」と二つ「の」が続くんですが、それが何故なのか、母に訊かれまして。
二つ目はいわゆる主語の「の」だったんですね。
だから、古語辞典を引っ張り出してきて、「の」には今で言う、主語の「が」と置き換えることの出来る使用法も昔はあったのだと説明しましたが。
でも、何故、そこだけ、漱石が「の」を使うことにしたかというと…結局、それは作家の美意識だったんじゃないかなあと私は思ったんですが。
つまり、「が」よりも「の」と古い言い回しをしたほうが、しっくり来るという意味で。
別に、「が」でも良かったはずなのに、やっぱり、漱石の選んだ「の」を使ったほうが、文章としても、すんなり、綺麗に収まっているんですよね。
その件もあって、やっぱり、文体って、作家の美意識が反映されたもんだよね〜、と思ったのでした。

  written by* あきこママ
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[23]** ** ** 2003/07/27 03:40
どもども、いらっしゃいませっ。
なんだかあきこママとはむかしからときどき、視点の話をしてるような気がします〜。よくわたしが三人称の小説を書くと、「おかしい」と指摘されていたような気が……。で、本腰入れて翻訳の勉強をした結果、わたしは三人称の小説そのものがあまり好きじゃないんだ、という結論に達してしまったのでした。
(-_-;)
そんなことをいまごろ言っているわたしは、まだまだ自分の目指しているものがよくわかっていないんっすね〜。まいったなあ。

> 「映画」との比較論は、目からウロコでしたが、でも、小説というか、本の世界は自己の中で展開して完結するものなので、映像とは比較しようがないような気も、個人的にはします((^^;;

それはたぶんあきこママのほうがわたしより活字好きだからではないかと……。わたしは相当テレビ好きなもんでっ。テレビとまったくかぶってないものしか読まないんですよね〜。電磁波身体に悪いんですけどね〜(ま、本のインクも化学物質過敏症には悪いので、どっちもどっちですが)。なにしろユースケ・サンタマリアの『アルジャーノンに花束を』を見て、原作よりいいかもしれんな〜と思ったぐらいなのでっ。(←おいおいっっ)

夏目漱石っ。高校生のときに「いいぞ〜」って盛り上がってましたね、わたしっ。思えば古いつきあいっすね〜〜。
(^^ゞ
ちなみにいまだとここ↓で全文読めちゃいます。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/799.html
便利な世の中になったもんですっっ。主格の「の」というのは第五夜の「この蹄の痕の岩に刻みつけられている間、天探女は自分の敵である」のことっすかね? ……ぜんぜん「あれ?」とかってひっかかったおぼえがないですっ。まあ、高校生といえば受験真っ只中。古語も漢文も明治文語文も読んでいたから、違和感なかったんでしょうね〜。
しかしいま見ると漱石って落語っぽいなあ。(そういえばわたし、中学生のときに落語読むのにはまってました)

それにしてもエルヴェ・ギベールも夏目漱石が好きなんだって気がついたときはびっくりしました。世界はつなかっているんだなあ……。

  written by* KS@管理人

[16]** リンク ** 2003/07/11 01:51
  このまえは、Resありがとうございました。素人考えだなんて、とんでもない・・・ 小部数のもの専門の流通があったほうがいいというのは、本当にその通りだと思います。

ところでご報告ですが、こちらからも、このたびリンクさせていただきました。やっとリンク集を設置したので。何か不都合な点などありましたら遠慮なくおっしゃってください。よろしくお願いします。

  written by* cloudy
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[17]** ** ** 2003/07/11 19:02
お忙しいなかリンクしていただきありがとうございますっ。
m(__)m
確認しました〜。これからもよろしくお願いいたしますっ。お互い(?)細々やっていきましょう〜。

流通の話、つきあっていただいてありがとうございます〜。小部数専門=インディーズですよね。音楽の世界は日本もちゃんとインディーズがあるようになってきているので、出版もなんとかなってほしいな〜と思うのでした。

でも出版界の話ってネット上でもいろいろかじりききますが、なんだか深い混迷ですよね。先日も「本のメルマガ」で著者印税10パーセント時代は終わっているというような話が出ていました。こちら↓。
http://www.aguni.com/hon/back/146.html
書き手の生活がある程度保証されていないと、本の内容がどんどん下がっていくと思うんですけど……。その前には翻訳者印税はもう、5パーセントも危ないという話もでていましたし……読みたい本がちゃんと出版される時代はどんどん遠ざかっているような気がします。とほほ。

  written by* KS@管理人

[13]** お久しぶりデス ** 2003/07/09 08:08
メールをどうもありがとう★
私も日記を拝見させてもらってますヨ。
なのに、書き込みにこなくて、ごめんなさい((^^;;

可愛い掲示板になりましたねvv
透明なカンジで綺麗です〜。
いろいろと体調が思わしくないようでしたが、夏に向けて、そろそろ回復されているでしょうか。
私はまだ歯医者通いが続いています。(今日も、また…)

あ、そういえば、日記に書かれていた「文体」の話ですが、私も文体で読む小説を選んでいるフシがあります。
だって、読んでいて、文章のヘタな小説って、イライラするんだもん…(笑)
その反対に、とても綺麗な文章や表現に出会うと、感動してしまいます。
やはり、プロットならば、誰もが同じような筋を考えるかも知れないけど、いざ、それを小説という形で作り上げたときに、文体という、それぞれの個性があるからこそ、決して同じ小説、同じモノにはならないという気がします。

すっごく人気の国内ミステリを読んでみようと思って、図書館で借りたら、ものすごく文章が下手で、あまりのつらさに、読むのを放棄したという経験もあります((^^;;
本ってどんなものでも、我慢して読むものじゃないと私は思っているので(楽しみが激減するから)、日夜(?)、文章の上手い作家さんを探して、本屋をうろついております。

こういう、えり好みが無ければ、もっと、いろんな本を読めるんだろうになあ、と悔しく思うこともありますが、仕方ないですよね〜。

また、メールのお返事も書きますね★

  written by* あきこママ
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[15]** ** ** 2003/07/10 19:32
どもどもっ。いらっしゃいませ〜。
いやあ、ちょっと掲示板のデザインを触るだけでどえらい時間がかかってしまいましたっ。素材探しってホント、大変ですっっ。ちなみにわたし、ネスケの6.0以降ではどう見えているのかわかってないまま作ってますっ。はっはっは。
(^^ゞ

日記も読んでいただいてありがとうございますっ。なんだかすっかり闘病記になってますが、最近はかなり体調よくなってきましたっ。んが、さすがに気温が30度を上回ってくると、ジョギングは身体に悪そ〜なんで、このまま走ってていいもんなのか悩んでますっ。

> だって、読んでいて、文章のヘタな小説って、イライラするんだもん…(笑)

まあ、ヘタなのは論外として……上手いんだけど嫌いというのが一番困るんですよね〜。それでもわたし、翻訳もののときは「これは翻訳が悪いんだ」と思って頭の中で自分の好みに修正しながらがんばって読んでるんですが、日本人の書いたものだと単純に「この人とは合わない」と思ってしまうので読めない……。
あと、日本語のここ百年の変化はヨーロッパ言語の比じゃないほど激しいって話なんで、それもちょっと古くなると読みにくい原因らしいです。

> その反対に、とても綺麗な文章や表現に出会うと、感動してしまいます。

そうそう、一文でも「いいなっ」という言葉があれば、それで納得できるんですよね。そして、書評もその一文を中心に組み立てられるのでした。

  written by* KS@管理人

[12]** 来てみました ** 2003/07/08 20:20
こんちは、メールありがとう。めっちゃ体調悪かったようで・・・
私は、パソコンをまた破壊してしまい、とうとう、新しい(中古ですが)パソコンにしたんですが、バックアップが取れなかったので、メールアドレスとかホームページアドレスとか、消えちゃいました。
もう一個のパソコンに、ある程度残っているんだけど、そんなわけで、こちらにもご無沙汰しておりました。
活字離れして久しいので、ここには、あんまりカキコできるものがないんですが、また、日記とか読みに来ますね。では、では・・・お大事に。

  written by* ema
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[14]** ** ** 2003/07/10 19:31
どもどもっ。いらっしゃいませ〜。
そ〜なんですよっ。去年の終わりぐらいからすっかりしんどくなってしまい、いままでよりわたしの出すメールの数とかカキコの数とかがど〜んと減ってしまいましてっ。ので、ここHPも以前にまして閑古鳥が鳴いているのでした。
(T_T)

パソコン、落として壊れたとかって話がそちらのサイトであったような気がしますが……そのことかな?? ちなみにわたしは外付けハードディスクにまるごとバックアップ取ってます。うちのパソコン、最初のころずっと調子悪くて何度も再インストールしたもので、バックアップだけはやたら取るくせがついているのでした。でもここ一年半ぐらいは調子いいですけどねっ。

  written by* KS@管理人

[10]** リニューアルおめでとうございます ** 2003/07/06 15:36
  お久しぶりです。大変遅くなりましたが、BBSリニューアル、おめでとうございます。表題のイラストは、ご自分で描かれたのですか? せっかくリンクをはっていただいたのに、自分の方のHP休止状態で、申し訳なく思っていました。忙しい時期も過ぎまして、これからぼちぼちと再開していきます。今後ともよろしくご指導お願いいたしますっ!

ところで、先の日記に「流通とか在庫とかっ。」として書かれていましたが、私もじつは出版社の端くれでして、少し付け加えさせていただきます。

本や雑誌を書店に持ちこんで、売ってくれるかという点ですが、書店が気にいれば売ってくれるはずです(難しいけど)。その場合、1冊売れたらいくら書店の儲けとするというように、書店と個別に契約することになります。

管理人さんもおっしゃるように、本は基本的に委託して販売する仕組みで、売れなかったら返品されます。買い取りにならないのは結局、出版社の力が弱いからです。かみくだいて言いますと、本屋さんや問屋さんに対して「買い取りにしてください」と言うことはできても、「売れるんやったら買い取りますけど、ほんまに売れんのんかいな。どうですねん?」(なぜか関西弁)と言われた時、出版社はそれ以上強く言えないということなんです。かつて岩波書店だけは買い取り制を採っていましたが、本が売れない時代に入り、できなくなりました。もしも委託ではなくみんな買い取りになったら、書店は仕入れた本を売ることにもっと躍起になってくれるとは思うのですが、そうすると売れる見こみのない専門書などはどこの書店も置いてくれないということになりそうです。

トーハンや日販などの問屋さん(取り次ぎといいます)には、物流と代金回収の2つの役割があります。出版社は規模の小さいところが多いので、本の大半は、印刷工場から取り次ぎの倉庫へ直行、そこから全国の書店へ出荷されます。代金回収は結構重要な仕事で、取り次ぎがこれをやってくれないと、出版社は書店から売れた分のお金をひとつひとつ回収しなければなりません。

「再販制度」ですが、これは規制という名の保護でして、よく批判の出るところです。パソコンなんかの自由価格競争に比べたら、確かに本の世界は甘やかされている感じがします。でもこれもなくなると、専門書など高い定価をつけても安く売られ、結局利益が出ずに発行を続けられない事態に陥りそうです。

要するに、委託販売と再版制度という特殊な規制が守っているのは、おもに専門書のような、あまり売れないけど価値の高い本だということになります。これらの規制がなくなったら、<Le Paradis>でとりあげられるような、重要だけど大量に売れるようなものではない本は、出版できない状況が来るかもしれません。うーん、痛しかゆしです・・・

ただ、こういったやや古い規制は、外部から徐々に崩されようとしています。古本の大規模チェーン店、ベストセラーを何十冊も仕入れている図書館、店舗を持たないインターネット書店(僕もよく使いますが)、それに加えて、本を読む人の減少(ある金額以上の高価な本を買っている人は、いつも同じ人達であるというデータもあります)。著作権の問題も含め、出版業界にも課題は山積みだと思います。

長くなってしまいました、またなんだかえらそうで、ごめんなさい・・・

  written by* cloudy
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[11]** ** ** 2003/07/07 19:56
どもどもcloudyさん、いらっしゃいませ〜。リニューアルして二人目のお客様ですっ。(閑古鳥鳴きまくってますっっ)

> 表題のイラストは、ご自分で描かれたのですか?

いえいえ、素材サイトからいただいてきました〜。
(^^ゞ
リンク集に載せている「Studio Blue Moon」さんの別館の、「森想」というサイトからいただきました〜。ちなみに羽根のラインは「幻影素材工房」さま、ネコの顔アニは「ねこだいすき」さまからいただいております〜。素材さがしているうちに疲れて死にそうになりましたっ。

いやあ、日記読んでいただいてどうもですっ。なんか最近リアクションゼロ状態が続いていたので、誰か読んでいるという気がしなくなっていて、自分用の覚書になりかかっていましたっ。ので、委託販売と再販制度をぐっちゃにして説明不足なこと書いてしまいました。わざわざ補足していただいて、申し訳ないですっ。
m(__)m

で、いまさらですが論旨としてはわたしが言いたかったことは、いまの出版の流通は、たぶん五万部とか売れることを前提としたシステムではないかと思うんですね。で、その下はいきなり二百部とかのコミケの世界になってしまい、千部とか三千部とかの本に適正なシステムが抜け落ちてるんじゃないかな、と……。
というのもたとえば二百部刷ってコミケで売っている友達はとりあえず利益あげてるんですよね。少なくともマイナスではないっ。
なのに、千部ほど印刷する自費出版は、それと比較して飛躍的に初期投資がはねあがって、二桁ほど値段が上がっちゃって、ものすごくハイリスクになっちゃうのですよ(まあ、文庫本の自費出版ならそのあいだぐらいの値段にできるみたいですが……)。で、この落差はどうやって埋めたらいいんだ、と考えていると、自費出版は何万部とか売る流通システムに千部とかの本を当てはめようとしているから無理があるんじゃないのか……と思ったというのが前回書きたかったことの論旨でして。
(^^ゞ
なので、この意見はあくまでも自分の書いたものをどうすりゃいいんじゃ、という観点の意見ですっ。はい。しかも「新人賞が取れないなら、利益出そうと考えるな」と言われればそれまでの寝言みたいなもんなんですがっ。とほほ。

で、専門書の保護ですが……現実問題として、いま書店で専門書は見かけなくって、大阪だと梅田のジュンク堂か旭屋書店、もしくは大学生協書籍部ぐらいでしか見ないので、再販制度で保護されてるのか疑問が……。わたしもたいてい取り寄せでしか買わないですし、結局みんなが取り寄せで買うんだったらこの保護は意味ないんですよね?? しかも専門書はたいてい古書店では値段が高いので、そんな叩き売りみたいなことにはならないような気がするのですよ。必要な人は必要だし……。
とするとこっちも、再販制度で保護するより、いまの新刊書店みたいな形ではない、小部数のもの専門の流通があったほうがいい、という同じ結論に達しちゃうような気がしたのでした。

ま、いろいろ言ってますが、あくまで素人考えです〜。疑問提示ってことでゆるしてくださいねっっ。
あと、ちょっと時間がなくて急いで書いたので、またわけのわからないこと書いてたらすみませんっ(←かなり弱気……)。

  written by* KS@管理人

[6]** クリムト展 ** 2003/06/27 11:57
  KSさんは積読本への焦燥感から会話の循環をきたすので、この話題を止めます。
僕は明日クリムト展へ見に行きます。たまには美術展へ行きまして気分転換をします。

  written by* フジキセキ  
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[9]** ** ** 2003/06/28 19:27
おお、さっそくクリムト展行ったんですね〜。混んでましたか? わたしはベルヴェデール宮殿と分離派会館はウィーンで見たので見たことある作品が多いと思うんですが、なんか今回のクリムト展は規模が大きそうなので見たことのない大作もあるのかな〜、とか迷っているところです。とんでもなく混雑しているのでなければ見にいきたいんですが……。

ところでクリムトは琳派の影響を受けてるんですよね? 尾形光琳の『紅白梅図屏風』を(テレビで)見ると、かならずクリムトの『ブロッホ・ベーマー夫人』を連想してしまうわたしでした。

  written by* KS@管理人

[2]** 新装開店 ** 2003/06/16 10:57
  KSさんのことですから当然無料BBSですよね?
BBSの最初にある80's以降のフランス文学メインというテリトリーを高く評価しています。
というのはどうせ生涯読める小説の数なんて限られているから1980〜2000までの世界的な作家を毎年10人選んでも200人はいますから。そんなに遡ることもないでしょうという持論。
ジョイス>短編は『ダブリン市民』があります。
ジョイス、ゴダール、フォーサイスだけで全てというのはおそらく浅田の前衛芸術に対する姿勢です。
というのは例えば古典小説に限ればポーだけで事足りると柄谷は述べていますし蓮ミンは映画はエイゼンシュタインに尽きると語っています、現在のTV,CFを含めてね。
みんな古典小説や映画の技法は知らず知らずの内に
身につけているから前衛の3人だけで良いという理屈。僕にしても小説の祖型×プロット、スクリプトはせいぜい40種類程度なので本当絶対読みたい小説を100作か200作読めたらそれで良いと思っています。
だから余り数にはこだわっていません。

  written by* フジキセキ  
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[3]** ** ** 2003/06/16 19:42
初カキコありがとうございます〜。

> KSさんのことですから当然無料BBSですよね?

そうですっ。一週間ぐらいしたら上下に広告が出ます。前の掲示板と同じところからレンタルしてるんですが、今回はHTMLを自分で変えられるのにしたんです〜。もともとここのウリはレイアウト自由というところだったのでっ。

> みんな古典小説や映画の技法は知らず知らずの内に身につけているから

わたしもそう思ってます。古典を見ると、「ああ、これのルーツはこれか〜」ということがわかるんですが、「こんなやり方があったのか〜」というふうになることはないのでっ。読書量が圧倒的に少ないわたしの場合、ほとんど手が回らないのでした。とはいえ、百年以上名作といわれつづけているものはそれなりに完成度とか高いんで、読めればそれにこしたことはないんですけどね〜。

でも現代にしぼってもなお、星の数ほどある現代作品のうち、自分の問題意識とか好みとかと関わってくる作品がどれなのかをさがしあてるのはコトですよね。「有名評論家がいいと言っているから」というだけで読んでいると、自分とは関係のない作品をたくさんつかまされちゃうので……。
って、書いていて自分で、ひょっとして読書嫌いなのかと思ってきました。なるたけ少なくしたがっているみたいなっ。うはは。
(^^ゞ
そうじゃないんですけどね〜。

  written by* KS@管理人
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[4]** 創作パターン ** 2003/06/16 20:55
ぶちあけた話KSさんは積読本を含めて例えば自分の持ち駒の作家でこれから読みたい小説を合わせて200作はありますか?
あればもうそれで打ち止めするのもいいかもしれません。
というのは創作パターンというものはそんなに多くないと昔から意識して小説を読んできてそろそろ新しい創作の小説を僕は探せなくなってしまいました。
ということで今月積読本を読みまして来月からはノンフィクションへ没頭します。
何かネット上のテキスト系サイトをみるとみんな読書数を争っている割には創作の限界を話し合っていないので不思議です?
ボルヘスは古今東西の小説を『怪奇たん集』という100の短編を集めた1冊の本にまとめて厳選してこれ以外のパターンの小説は存在しないと断言してますが、そうだとしたら一体貪るように読んでいる読書家は一体何なのか?

  written by* フジキセキ  
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[5]** ** ** 2003/06/18 18:59
わたしはあまり自信家タイプではないので、いくら小説を読んでも「つかんだ」という感じにはならないですね〜。もしも将来、自分の書いた小説が評価される日がくるとしたら、そのときは自信が持てるかもしれませんが。
でもかなり以前からほとんど何を読んでも「どこかで見たことあるな〜」という気がするというモードには入ってしまっています。けっこう何を読んでも「これだったらわたしでも書けないことはないなあ」とか勝手に思ってます。……ホントに書くとなると物理的にしんどいでしょうが、発想が自分の射程範囲内にあるな、という気がするんですね。
でも自分が書きたいものとそっくり同じものには出会わないです。これってわたしがかなり書くのが困難なことを目指しているせいなのか、それとも読んでいる本の量が足りないのか、どっちかでしょうね〜。どっちだろ……。

> これから読みたい小説を合わせて200作はありますか?

200はないですねっ。いま、新刊がでたらまた読む、と断言できる作家はたぶんギベール、ハントケ、ベルンハルト、トゥーサン……だけかも。それもこの四人の書いたものはぜんぶ好きかと聞かれると、そうでもないし……。ラテン・アメリカ系、イタリア系、英語系の小説がいまいちピンとこないせいで範囲が狭まってます。とほほ。

> 創作パターンというものはそんなに多くないと昔から意識して小説を読んできてそろそろ新しい創作の小説を僕は探せなくなってしまいました。

パターンはたぶんかなり少ないです。ただ、新しい思想によって新しい価値観、新しい言語ができ、それによって作品は更新されていくと思っているので、学生の頃にだいたい哲学とか文学の歴史を概略で押さえたので、あとはひたすら新しいほうへ、新しいほうへ進んでいくようにしています。
で、ときどき「抜けている」ことを補うために古いほうへ振り返る、という感じで。

> 何かネット上のテキスト系サイトをみるとみんな読書数を争っている割には創作の限界を話し合っていないので不思議です?

「学びて思わざればすなわち暗し、思いて学ばざればすなわち危うし」って言葉がありますが、多読の人は前者を、わたしのような深読み志向の人は後者を戒めにしなきゃならないんでしょう。結局、わたしはムチを入れないと走らない馬なのでした。とほほ。

  written by* KS@管理人

[1]** 新掲示板スタート。 ** 2003/06/15 22:15
掲示板をリニューアルしましたっ。自分で改造しちゃったので、最新のIE以外のブラウザで多少変なところとかあるかもしれませんが、まあ、大目に見てやってください。
(^^ゞ

で、リニュおめでとうカキコ募集中です〜。(って、そんなの書いてくれる人いないかっっ)

なお、これより以前の掲示板の過去ログをごらんになりたい方は、
http://bbsi2.otd.co.jp/242437/bbs_tree
にどうぞっ。少なくともいまのところ消さずにそのままあります〜。

  written by* KS@管理人

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