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[119]** DVDレコーダ ** 2005/01/15 16:31
  たまたま見てる人の中にも同じ機種を検討中の人いるんです。
と言っても160GBのほうですが・・

11月くらいから大型家電店のチラシ、眺め続けているんですが、どんどん安くなるんで、買うタイミングを逃してます。
年末買ってりゃ、冬ソナ録画できたのに(泣)

今年もよろしくお願いします。

  written by* navoo  
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[120]** ** ** 2005/01/16 19:35
navooさん、いらっしゃいませ〜。こちらこそ今年もよろしくなのでした。

いやあ、奇遇っすね〜。navooさんとこもDVDレコーダー購入検討中でしたかっ。うちもどんどん値が下がるんでどうしたもんかっと悩んでいたんですが、ビデオの調子が悪くなっていまにも壊れそうだったのと、年末年始をDVDで乗り切りたかったのとであっさり買ってしまいました。はっはっは。
ちなみに価格.comとかのウワサでは3月ぐらいまで待てばかなり下がるらしいんですけどね〜〜。
RDR-HX70と50との差ですけど、アナログBSチューナーが必要な場合、もしくはゴーストリダクションが必要な場合は70のほうがいいよって話でして、うちはBSのアンテナ立ててて、地上波でゴーストも出るんで70にしやした。それがなければ50でもいいらしいんですが……。ただ、市販の音楽系のDVDを再生すると、音に差があるらしいんで、音にこだわる人は70のほうがいいかもしれないそうですっ。
あと、SONY全般の長所はチューナーがいいこと、欠点は編集機能が弱いことらしいですっ。
さらに気をつけなきゃいけないのは、長期保証にハードディスクが入っている店を選ぶか、値段の安いところを選ぶかですねっ。ほとんどのところは長期保証にHDDが入ってないらしいですっ。
ああ、ややこしいっっ。
……ってnavooさん機械強そうなんで、先刻ご承知かもしれませんがっっ。他に何か疑問な点ありましたらご遠慮なく質問どうぞっっ。

とにかく、ハードディスクに電子番組表で録画はとっても便利ですっ。問題はハードディスクのクラッシュの恐怖だけですねっ。バックアップの体制早く確立しなきゃっっ。
……というわけで、いま、どのメディア買うかで悩んでます。うむむ。

  written by* KS@管理人
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[121]** だったら ** 2005/01/17 13:28
  160GBのほうでいいかも。ウチはケーブルだからアナログBSチューナーもゴーストリダクションも要らないし。もちろん音にもこだわりません。どうせテレビのスピーカーですし。
ところで電子番組表てのは、例えば運慶の番組(そんなのないけど)を録画ってやれば勝手にHDDに録画してくれるんですよね。もし同じ時刻にたまたま運慶の番組が重なったら(絶対無いけど)どうなるんでしょう?裏番組も録画されるんでしょうか?
パソコン以外の機械、とくにビデオとかケータイとかには滅法弱い私です。

  written by* navoo  
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[122]** ** ** 2005/01/18 19:28
残念ながらソニーの機種は一度に一つしか録画できないんで、裏番組はとれないのですよ。よって、優先順位の高いもののみの録画となります。で、「おまかせ」で録画するものよりは自分で予約したもののほうが優先され、「おまかせ」どうしがぶつかった場合は番組開始時刻の早いものが優先され、同時刻に開始の場合はチャンネルの数が小さいものが優先……とか、そんな感じですっ。より確実にしたい場合は、「おまかせ」で録画する予定の番組のリストっちゅ〜のがあるので、そっちから自分で予約に変更したほうがいいです。「おまかせ」どうしが重複してるときはちゃんとリストにしるしが表示されます。
……って、実は「おまかせ」まだ使ってないんで、トリセツからの受け売りっす。はい。

> パソコン以外の機械、とくにビデオとかケータイとかには滅法弱い私です。

あれっ? そうなんですか?? そんなこともあるんっすね〜。でしたら、買った店で配送してもらったほうがいいかも。結構初期設定うっとおしいみたいでして、しかも初期設定間違っているとせっかくの電子番組表がちゃんと機能しないんでじたばたするはめになりますしっ(うちは配送して初期設定してもらいました。無料だったんでそのほうがいいやっと思って。配送の人が設定しているのを横で見ていてはじめて、「こりゃ頼んどいてよかった」と気づきました。有料だったら自分でやるけどもっっ)。
ちなみにDVDはビデオの仮面をかぶったパソコンなんで、ノリはパソコンっぽいです。フリーズすることもあるらしいです(うちはまだないけど)。

  written by* KS@管理人

[116]** 作者不在・・・ ** 2004/12/23 02:15
クリスマスヴァージョンですねっ。
コミカルで可愛らしいです。
フローベールの「聖ジュリアン」とそんなところでつながってたんですねえ・・・(メモメモ)「そんなことはありえん」と思いながら読んだ、という記憶しかないんですがやはり環境が違えば想起するイメージも異なってくるのですね・・・。

MFは作者不在不在といいますがやはり作者はいるのだと思います、「作品」があるかぎりたとえそれがコラボレーションであれコラージュであれ、まとめあげた人物は存在するわけで、一時よく流行ったような大量の引用文献のみで新しい物語を創作してしまう、などという手法ひとつとってもやはり作者は(編者、かな・・・)はいるわけで。

そうして無名の人間が書いた一篇の美しい詩よりも著名な人物のモノした駄文が流通するのが事実である世の中、「有名性の装置」からはまだまだ全然脱却できてませんね。

私も「作者」と「読者」の問題については常に関心を持っています。デュシャンの「便器」は正直「このやろう」と思いましたよ(笑)でもそれにだって「マルセル・デュシャン」という作者の名前はついてまわってるわけで・・・。

ああ意味不明なことばかり書いてしまいました。いろいろなことを考えさせられる21日のニツキでした。

  written by* nadja.
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[118]** ** ** 2004/12/25 20:00
nadja.さん、いらっしゃいませ〜。レス遅れ気味ですみませんっ。
現在、クリスマスなんですけど、急激に寒くなったせいか風邪で喉痛くて、ちょっくら熱高めですっ。七面鳥は昨日食べたんですが、ケーキは食べずに現在にいたる。とほほ。明日にでも遅れて食べる予定っす。(アバウトなクリスマスだ……)

> MFは作者不在不在といいますがやはり作者はいるのだと思います、

たしかに。たぶん「作者なんてどうでもいいじゃん」という発言の真意は、作者という括りが強くなりすぎると発生する諸問題(←なんかえらそ〜だなっ)をとっぱらいたい、ということなんじゃないかとわたしは思ってるんですが。だから常に最上位に作品評価があることを意識していて、作者については付属物というふうに思っていればいいんではないかとか思ってます。

ので、うちのサイトにはエルヴェ・ギベール関連作家リストはあるけれど、生い立ちはない、という構成にしてあります。どこで生まれて、どこで死んだかは、まあ、興味のある人は自分で調べてね、ということで。で、それだけだとベクトルが過去のほうにしか向かってないので、次はエルヴェ・ギベールについて言及している本のリストっつ〜のを作りたいんですが、弱ってて更新できませんっ。とほほ。

> そうして無名の人間が書いた一篇の美しい詩よりも著名な人物のモノした駄文が流通するのが事実である世の中、「有名性の装置」からはまだまだ全然脱却できてませんね。

平たく言うと「売上ではタレント本にゃ〜かなわない」ってことですね。宣伝力に関しては本はテレビに勝てないですし。基準が売上でも、被リンク数でも、結局みんな多数決の論理の延長線上なんですけど、それだけだとダメなことは確かなんですよね。なんとなく、インターネットというメディアで何か変わってこないかな、という期待はあるんですけど、いまのところ方向見えてないですよね〜。とりあえず、匿名にししただけでは事態はよくならないことだけは明らかになったような気がします。

  written by* KS@管理人

[115]** メンテナンスのお知らせ ** 2004/12/11 19:58
OTDからメール来ました。

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下記の日時にOTD BBSのネットワーク移行に伴うメンテナンスのため
その期間掲示板の閲覧・書き込みなどすべてのサービスがご利用
できなくなります。

日時:2004年12月13日(月) 14時より18時ごろまで

(当日移行作業完了後、ネットワークの移行に伴う新IPアドレスのDNSサーバー
への浸透により順次サービスの利用が可能になります。)
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というわけで、月曜日の午後2時ぐらいからしばらく表示されないと思います。ご了承ください。

  written by* KS@管理人

[109]** お久しぶりでっす。 ** 2004/11/22 03:56
いつぞやはサイト訪問いただきましてありがとうございました。
ヂツはハントケの「左ききの女」を読もうと思って文化の殿堂ジュンク堂へ出かけたのですが品切れでございまして・・・。あははんな感じでまだ未読なのでした。

ジャリズム復活にはうーんですねえ。近頃また「お笑い」(というかコント、かな)の波が押し寄せてますね。キライではないのですがどーしよーもないネタにくすっと笑ってしまったときの悔しさがイヤで(笑)あんまり見ませんけどー。

おっと、書評のことがちっとも書けなくてごめんなさいです、最近あんまり読んでないんですよ、ヂツは。

  written by* nadja.
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[110]** ** ** 2004/11/23 20:00
どもどもっ。お久しぶりです〜。また来ていただいてありがとうございますっ。
『左きき』はジュンク堂でも品切れですかっ。とほほ。わたしももう、本はどんどん取り寄せっつ〜か、ネット上で買うしかないモードに入っていってます。本屋さんでちょっと見てから読む〜なんてのはノスタルジックな風景のような気が……。というわけで、アマゾンで最初の数ページは立ち読みできるようにしてほしいな、というのが現在の希望です。なんだかな〜。

ジャリズム、いま復活してM−1にチャレンジするってのはかなりきついですよねっ。今年決勝に残れないと何のためにやったんだかって感じになるだろうな〜と思うんだけど、たぶん本人たちは十二分にそれがわかっていてチャレンジしてるんだな〜と思うと、結果にかかわらず偉いような……。落ちるのがイヤで試験を受けない人、いっぱいいますもんね〜(わたしもその傾向アリ)。

わたしのお笑い好きは異様で、たぶん毎日一時間以上お笑い番組を見るのに費やしているような気がっ。いま増えすぎて全部見るのは不可能になってますが、何年もずっとほとんど全部近く見ていたりしてっ。たぶん軽いうつ症状があるんで、それ対策っすね。ほとんど健康法の域です。はい。nadja.さんの音楽に近いものがあるかもっ。

> おっと、書評のことがちっとも書けなくてごめんなさいです、最近あんまり読んでないんですよ、ヂツは。

ブロードバンドにしたら本読む量が減りますよねっ。いまはわたしも一日一時間半ぐらいしかネットやってませんが、ADSLにした当初はどえらく長いあいだネットやってました。んで、体調悪くなるわけで。はっはっは。

  written by* KS@管理人

[107]** 初めまして・・・ ** 2004/10/27 18:54
  書き込み・・・しちゃいます。私は素直に『エルヴェ・ギベール』を検索して、此処にたどりつきました。こんなに詳しくギベールの事がのってあることに感激して、ついついこ踊りしてしまいました。どうして今、エルヴェ・ギベール この人に出会ったのか、そして、こんなにも魅かれるのか。近来稀に見るぐらい、浮き足立ってます。初めて読んだのは『召使と私』で、それと一緒に載ってあった[moiー僕ー]と題された肖像にグラっ!ときたのが始まりです。(あれ?もしや私って、エルヴェの顔に惚れてるのか?)それから、エルヴェ・ギベールの本を探す日々・・・。つい最近、『写真書物』を手に入れてますますエルヴェへの想いに拍車がー!!・・・。   って、すみません。全然感想的な事を書けませんで。でも、なんか自分の気持ちを書かずにはおられませんでした。ふーっ。では、バタバタしたコメントで、大変失礼しました。次、書き込む時は、ちょっと落ちついてみますね。
  written by* 長尾  
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[108]** ** ** 2004/10/28 22:34
長尾さん、はじめまして。ご訪問ありがとうございますっ。

いやあ、エルヴェ・ギベール、盛り上がってますね〜。HGの作品ってすべてちょっとずつ重なり合っていて、ひとつ気に入るとどんどん他のも読みたくなっていくんで、はまると全部コレクションしちゃいますよね〜。もっと翻訳でないかな〜と思ってるんですけど、いま止まってますよね〜。とほほ。

> 初めて読んだのは『召使と私』で、それと一緒に載ってあった[moiー僕ー]と題された肖像にグラっ!ときたのが始まりです。(あれ?もしや私って、エルヴェの顔に惚れてるのか?)

ばははははっ。あの写真はすごいですよね〜。こんな顔の作家(しかも一流)がいてもいいのかっ、みたいな。どう見てもモデルとか俳優とか、ビジュアルで商売している人にしか見えないですっ。わたしもあの写真が一番好きかなあ。
そういえばここサイトの人気投票でもあの本の人気高いですが、まさか、あの写真のせいだったりして。うはは。

ぜひまたいらしてくださいね〜。

  written by* KS@管理人

[105]** じつは ** 2004/10/05 15:16
キリ番狙っておったのです。
あと少しで10000番になるのを見つけ、おっしゃーキリ番ゲットして掲示板に書き込むぞっ、と。
で、しばらくして見たら、すでに10000番過ぎておりました。とほほ・・
次は11111ですね。狙うぞ・・

  written by* navoo
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[106]** ** ** 2004/10/05 19:52
navooさん、いらっしゃいませっっ。キリバン狙ってくれてたんですねっ。どうもですっ。
しかし、こんなに閑散としたサイトなのに、狙ったら狙ったで取れないという……キリバンって不思議なもんですね〜〜。また、うちのカウンター、初期設定でIPを三つも覚えてるんで、リロードきかないんだなっ、これがっっ。(カウントの多いサイトだとさらにたくさん覚えているらしい)そして、カウント数も伸びないっっ。さらに、カウンターをクリックするとキリバンメールを送れる、という高度な仕組みがあるんだけど、訪問者少なすぎてほとんど活用されずっ。うははははっ。
さみしいので、ぜひ11111狙ってくださいね〜〜。

  written by* KS@管理人

[104]** 「パリ・テキサス」 ** 2004/09/07 19:48
またまた関西限定情報ですが、ヴィム・ヴェンダース監督の「パリ・テキサス」を毎日テレビが放映しますっ。9月10日の深夜ですっ。わたしは前にBSで見たんですけど、おもしろかったです〜。
ちぇきっ♪

  written by* KS@管理人

[102]** はじめまして! ** 2004/08/28 00:06
  トーマス・ベルンハルトを検索してやってまいりました、fujiwaraと申します。やはり『消去』は圧巻ですよね。まるで本全部が呪いの声に満ちているような印象があるのに、何でかは知りませんがところどころ笑えてしまうところに不思議な魅力があるように感じられます。自分が一番興味を持っている作家はサミュエル・ベケットで、中でも彼の戯曲というよりかは彼の小説・散文のほうに関心があるのですが、読めば読むほど分からなくなるベケットの何が自分を引きつけるのかといいますと、書くという行為、あるいは語るという行為を根本から疑っていながらも、その行為を決してやめようとしない姿勢であるように思えます。・・・とは言いつつまだ『伴侶』すらも読んでないので(手元にありながらも)、KAMIRAさんの書評を参考にしつつ読んでみようと思います!では、また出直します!
  written by* fujiwara  
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[103]** ** ** 2004/08/29 19:44
いらっしゃいませ、fujiwaraさん。はじめましてっ。
トーマス・ベルンハルト、おもしろいですよね〜。あれだけ毒を吐きまくってるのに後味の悪さがない……どころか笑わしてしまうというのはもう、神業です。『消去』はのろのろ読んでるんでまだ下巻に入ったところですが、先にのぞいてみたあとがきによると、ヨーロッパでのトーマス・ベルンハルトの評価は死後上昇中みたいですね。これからも引き続き翻訳されるといいんですがっ。でも日本では盛り上がっているのかどうかいまいちわかりませんけど。(『破滅者』と『ヴィトゲンシュタインの甥』が書店で音楽のほうの棚にあったんで、それが問題なんじゃないか、と思ったことがありますが。外国文学の棚に置いたほうがよかったと思う……)

ベケットはわたしが一番感心を持っていた大学生の時期、代表作がすっかり絶版になっていて入手できなくて、いまごろになってみんな復刊されたんですが、個人的にはタイミングがずれちゃって読めなくなって困ってます。わたしの『伴侶』の書評も、「な、なんかの参考になるか〜??(滝汗)」という感じですが、まあ、ベケットあたりになるとほんと、解読するなんて不可能っぽいので、読みながらこっちの思った勝手なことを書くしかないわけで……。ベケットはきっと読まれた数だけ解釈が存在するんでしょうね〜。

たいしたコンテンツもないですが、またいらしてくださいね〜。

  written by* KS@管理人

[100]** ミュージル ** 2004/07/24 21:46
「消去」は、みすず書房から出ている小説というのがすごいなぁと思いながら手に取ってみましたけど、KAMIRAさんが日記でとても楽しそうに語っているのとは反対に実に重々しくゴシックな?印象を受けました。でもわたしもできればそういった誰も読んでなさそうな作品を楽しめたらいいなと思います。
今は「僕の命を救ってくれなかった友へ」を文庫で読んでいますが、この中にもベルンハルトの名前が出てきましたね。この作品も「楽園」以上に病気のことが多く描かれていますが、かなり読み易い感じです。というか、ほとんどノンフィクションに近いのでしょうか。だとするとミュージルことミッシェル・フーコーとの関係がすごい気になります。フーコーというと一年前に「言葉と物」を読み始めたのですが、記号論の話になったらわけがわからなくなってしまいました。しかし記号論はどうしても押さえておきたい項目なので五年くらい経ったらまた読んでみたいと思っています。それと「言葉と物」ではやはり、最後の「人間は波打ちぎわの砂の表情のように消滅するであろう」というのがとても印象的でした。あと始めの方の類似に関する話がすごくおもしろかったです。
フーコーといったら緑色のルノーに乗っている優しそうなお兄さんというイメージでしたが、ギベールを読んだらだいぶ印象が変わりそうです。

  written by* 森音  
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[101]** ** ** 2004/07/26 19:54
そ〜です、そ〜です、『消去』はホントは重々しい文章です。なにしろ改段落はないですし。ひょっとしてドイツ語の原文はピリオドもほとんどないかもしれませんね〜。でもわたし、あの思考がずらずらずらずらずらずらつながっているような感じがかなり好きみたいでして。自分が普段あんな感じでずらずらずらずら考えているもので(本を読んでいてもビデオを見ていても、途中でずらずらずらずら考えちゃって、時間がかかって仕方がない)、あれを文章にしちゃうのは(しかも読めるように書いちゃうのは)すごいな〜と、それだけで感心しちゃいます。でも内容はよく読むとぼやき漫才みたいなんですがっ。いま、50ページちょっと読みましたが、ここまでずっと「身内が俗っぽくて辛い」っていうグチがず〜〜っと書いてあります。うはは。
みすず書房から小説が出ていると、よっぽど読まなきゃならないのかなって思っちゃいますね。リチャード・パワーズとか(とりあえずひとつぐらい読まなきゃ、と思いつつ現在にいたる ←要するに読んでない。とほほ)

『僕の命』はたぶんかなりノンフィクションっぽいと思います。でもギベールの言葉って、額面どおりに受け取っていいんだかなんだかわからないところもあるので、まるごと信じられるのかどうかはわかりませんがっ。でも明確なフィクションの部分はなかった気がします。
ちなみにわたしのフーコーのイメージは、大学の先生が「スキンヘッドで、高級そうな毛皮とか着てて、となりにハンサムな若い子を連れていて、かっこいい」と言っていたのが印象に残っちゃって、そのイメージになってます。(でもよく考えてみると自分ではそういう写真を見たことはないような気が……)
緑のルノーに乗ってるんですねっ(それも知らなかったですっ)。

『言葉と物』は読んでないんですけど、森音さんの話(?)を聞いていて、かなり読みたくなりました〜。フーコーとかバルトとかって決め台詞がかっこいいですよねっ。決め台詞がかっこいいと引用して書評を書きたくなるんですね〜。でもおびただしく誤解していたら怖いので、書くとなると七転八倒になるんですが。(いまバルトの『零度のエクリチュール』にトライしようとして、挫折してるとこです。とほほ)

  written by* KS@管理人

[97]** 映画情報。 ** 2004/07/02 19:57
情報出すのが遅すぎですが、毎日テレビで本日7月2日深夜2:20(=3日午前2:20)に「ベルリン・天使の詩」をオンエアするそうですっ。
で、翌週の7月9日深夜2:20(=10日午前2:20)は同じくヴィム・ヴェンダース監督の「アメリカの友人」をオンエアするそうですっ。
ちぇきらっ♪

  written by* KS@管理人

[94]** はじめまして。 ** 2004/06/29 01:01
トゥーサンの「浴室」を検索したらこちらのサイトにたどり着きました。まだすべての書評を拝見できていないのですけど、とても詩的な評だな、とあこがれてしまいました。
ギベールは「僕の命を・・・」しか読んだことありませんが、KAMIRAさんの評を参考に手をひろげていこうと思います。
ちなみにっ、Favorites にあがっていた人たち、すべて分かってしまいましたよっ。アニシナ・ペーゼラなんてめっちゃ好き!
また寄せていただきますね。

  written by* nadja.
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[96]** ** ** 2004/06/29 19:47
nadja.さん、はじめましてっ。ようこそ〜。ナジャってブルトンの小説のナジャなんですね〜(って、読んだことないんですがっ)。かっこいいハンドルですねっ。

> トゥーサンの「浴室」を検索したらこちらのサイトにたどり着きました。まだすべての書評を拝見できていないのですけど、とても詩的な評だな、とあこがれてしまいました。

書評をほめていただきありがとうございますっ。てれてれっ。
ちなみに2003/11/21(金)づけの日記に昨年トゥーサンのサイン会に行った話を書いたんですが、まだ消去されずに残ってますので、よろしければ読んでくださいね〜。(日記をさかのぼっていくと読めます〜)

> ギベールは「僕の命を・・・」しか読んだことありませんが、KAMIRAさんの評を参考に手をひろげていこうと思います。

エルヴェ・ギベール ☆ ランキング でもわかるんですが、ファンの中で『僕の命』を一番好きっていう人あまりいないですっ。あれってちょっと他の作品と比べて特殊なんですよね。野崎歓も『ヴァンサン』でやられたって言ってたんで、日本では『ヴァンサン』が圧倒的人気の模様。ちなみに言語&英語版の投票ページでは『赤い帽子』のほうが人気あります。あと、恋愛小説なので、同性愛に抵抗ある人は『ヴァンサン』はだめですっ。写真好き&バルト好きの人には『幻のイマージュ』がおすすめです〜。短いエッセイを集めた本なので読みやすいですっ。

> ちなみにっ、Favorites にあがっていた人たち、すべて分かってしまいましたよっ。アニシナ・ペーゼラなんてめっちゃ好き!

いいですよね〜、アニシナ・ペーゼラ。実は友だちがただ券を当ててさそってくれて、一度だけ実物見たことありますっ。当たったのが安い席だったんで見に行く前は不安だったんですが、フィギュア・スケートって会場のキャパ小さいんで、けっこう安い席でもちゃんと見えますっ。コンサートより断然よく見えるんで、見に行くのおすすめですっ。テレビと同じ〜〜とかって感激できますっ。しかも写真もOKだし。

それにしてもあれ、全部わかる人いるんですね〜。たぶん宇野邦一かケビン・シュワンツあたりが難関だと思うんですがっ。オフラインな友だちにはあれ全部わかるって人いないっすね〜。
ちなみにあのページを作った後に追加になっているFavoritesな人は、アレクセイ・ヤグディン、ヴァレンチーノ・ロッシ、ペーター・ハントケ……かな。佐藤琢磨と村主章枝も好きですねっ。
……あ、日本人の好きな作家も開拓しなきゃ、ですが。

> また寄せていただきますね。

ぜひお待ちしております〜〜。

  written by* KS@管理人

[92]** フランシス・ベーコン。 ** 2004/06/22 19:30
日記にもいずれ書くんですけど、いつになるかわかんないのでこっちに情報として書いときますっ。
先日六本木ヒルズの森美術館のMOMA展に行ったら、フランシス・ベーコンの絵がありましたっ。
http://www.mori.art.museum/
「第七番 ある肖像のために8つの習作より」ですっ。青白い顔した人物がなんか叫んでて、半分とけたみたいになっている絵です(なんじゃそれっ)。これ見て、エルヴェ・ギベールの頭の中もこんな「うああああ」とかって叫んでる感じなんかな〜と思ってちょっち気の毒になりやした。とかいいながらわたしは結構この絵、ブルーの色彩とかわりと好きですがっ。(でもわたしの頭の中はあんな感じじゃないっ)
言わずもがなですが、フランシス・ベーコンはエルヴェ・ギベールが一番好きな画家ですっ。で、あんまり普段日本で見れるもんじゃないんで(ってか、どこでもたくさんは見れない気がする)、お近くにお立ち寄りの際はぜひ見てねって感じです。ちょっち値段は高いけどもっっ。
ちなみに観光で東京に行く場合、森ビルの展望台は1500円もしますが、美術館込みで平日1800円、休日2000円です。この値段でもうひとつやってる展示も見られますっ。よって、観光で行く場合にはけっこうオトク。あと、火曜日以外は夜かなり遅くまでやってますっ。ので、夜景見て、美術館も見ることも可能。
このMOMA展、全体的にもとってもよかったですっ。有名どころ目白押しだし、解説も丁寧だったし。ここ百年の美術の流れがど〜んとわかっちゃいますっ。MOMAに行ったことのある人でもたぶん気に入るものと思われますっ(わたしも行ったことあり)。

……ただ、いま参議院選挙前なんで、警戒しててちょっち怖いです。展望台行きエレベーターに乗る前に荷物検査ありますし、美術館の入り口でもリュックを差して「荷物前に持ってください」なんて言われちまいました。日本であんなこと言われたのはじめてですっ。っていうか、展望台のあるフロアーにもクロークあるし、美術館の入り口にもクロークあって、無料なんで、できるだけ荷物はクロークに預けとくのがいいでしょ〜。あと、上では持込の飲み物食べ物禁止なんで、ビルの前で持っている飲み物&食べ物は飲んどく&食べとくことをお忘れなくっ。(←わたしはお忘れしやした。ので上でカフェに入ってキャラメル・マッキャート飲みました。まあ、おいしかったからいいんだけどもっ)

  written by* KS@管理人
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[98]** F.ベーコンの絵って.. ** 2004/07/02 21:27
どうも、おひさしぶりです。
このあいだの日曜美術館で出たMOMA展はなんだかとっつきにくい感じがしたのですが、美術館のサイトを読んでみるとおもしろそうですね。
やはり芸術と思想と科学は不可分の関係にあるのでしょうから、ああいったアプローチの仕方って意味深いと思うのね。
フランシス・ベーコンの絵って、初めてみると驚いてしまいますよね。すごく怖くて不気味で..。でも考えてみると新しい身体の表現の仕方の模索なのかなとも思ったりして..。そういえばピカソの絵にも身体が奇妙によじれたような人物画がありました。それとこのあいだみた「CUBE」という映画で人の顔が溶けちゃうシーンがあるのですが、ちょっとベーコンの絵を思わせました。

それから、KAMIRAさんの書評にわたしも触発されて「楽園」読みました。実は、もうだいぶ前のことなんですが、近くの本屋に注文したら、3週間も経ってやって来ました。ただ残念ながらいまだにあまり理解できていないようで、そのうちまた読んでみようと思います。いつの日かわたしも小説を超えた境地を経験してみたいと思っているので..。

  written by* 森音  
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[99]** ** ** 2004/07/04 19:49
森音さん、いらっしゃいませ〜。また来てくれてありがとうございますっ。

MOMA展、日曜美術館で出てたんですね。見そびれました。とほほ。
特にとっつきにくいという印象はなかったですよっ。キャンディとかもらえますし。(部屋の隅にキャンディを積んであって、ひとつ取っていってくれ、という作品アリ)
ただ、映像作品は見ているととんでもなく時間がかかりそうなんでほとんど見られなかったですが。他の人もあまり見ていなかったので、あれはとっつきにくいのかもしれないです。

フランシス・ベーコンは浅田彰の『ヘルメスの音楽』を読んではじめて知ったんですけど、とにかくみんな溶けてたり叫んでたり内臓はみだしてたり……。で、わたしは気色悪いものはぜんぜんだめな人なんですが、どういうわけかベーコンは嫌いじゃないです。たぶん安っぽいホラー映画とかと違って見る人を気色悪がらせようという狙いで描かれてないからだと思うんですけど。たしかベーコンは「親しい人の絵しか描かない」というような発言をしていたので、ねじれたり溶けたりしているのはみんな親しい人なんですよね〜。そのあたりの感覚がギベールと似ているような。

『楽園』読まれたんですね〜。あれ、わたしも最初読んだときは衝撃的だったんだけどちゃんとわかってなくて、書評書くために読み直ししたときにようやく把握できた、という感じです。
自分の書評を読んで何か読んでくれた人がいるってのはとてもうれしいです〜。でも取り寄せに三週間かかったということは書店とかに在庫がなくて出版社から取り寄せになってますよね〜。う〜ん、じき絶版化しちゃうんでしょうか? ちょっと不安です。

  written by* KS@管理人

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