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[268]** 六波羅蜜寺・東寺っ。 ** 2003/11/17 18:09
14日に六波羅蜜寺と東寺に行ってきましたっ。

いやあ、久々に見た地蔵菩薩坐像、記憶してたのよりよかったです〜。やっぱり運慶はいいですね〜。なんというか、どんなにきれいなものでも二回目に見たりすると「あれ? 記憶の中で美化していた?」とかって拍子抜けするとかあるじゃないですか。運慶はそれがないですっ。二回目のほうが「やっぱりすごかった」と印象が強烈になったりします。この地蔵菩薩坐像も見た瞬間、「きっ、決まったっ!」という感じがしました。きりりって感じがするんですっ。いやあいいですね〜。(なんのこっちゃら)
しかしわたしの記憶では前回直接見れていたはずの空也上人立像とか平清盛坐像とか地蔵菩薩立像とかはガラスケース入りになってました。ので、空也上人像は角度考えて見ないと反射しちまいのでした。とほほ。いつか無反射ガラスとか開発されるといいんっすけど……。
あと、↓でタクチンさんの言っていた無料でご祈祷というにわたしは出会えませんでした。とほほ。

東寺は五重塔の公開中になんとか行けました。ここ、なかなか丁寧に説明をしてくれてましたよっ。なんでもここの真ん中にある心柱は塔をまったく支えてないそうでっ。なので築五十年ぐらいのときに建物全体が重みで沈んでいったときに、心柱だけがもとの長さのまま残ってしまい、上に突き出しちゃったそうです。で、帳尻あわせに柱の一番したを五十センチほど切り取って心柱も下げたそうです。すごいことしますねっ
あと、ここの柱にかかれている絵がいま見られないのは、廃仏毀釈で削り取られちゃったからだそうな。もったいないことするなあ……。
金堂は久々に見て、「で、でかい」と大きさに感心しました。人間、大きいものに出会うとどうしても大きさに感心しちゃいますねっ。そういえば巨大仏大好きのMJ(みうらじゅん)は東寺好きって言ってたな〜とか思ったりしました。でかい仏像を三体ど〜んと置いてあるっていうのもなかなかシンプルでいいですねっ。薬師如来の下にある小さい十二神将もよかったです。あと、ここと講堂は、前に見たときより照明がよかったのか、はたまた時間的に光線の加減がよかったのか、今回、とってもくっきり見えました。
で、肝心の運慶が修復したといわれている講堂ですが、前回見たときは量に圧倒されてわけがわかんなかったんですが、今回はちょっとはわかってきた模様です。で、予習によると、田中英道説では帝釈天か五大菩薩が顔もそれより前の時代のものより細くて、運慶一派によって大きく修復された可能性が高い……ってことだったんですが、わたしの個人的感想だと、帝釈天は運慶の作る顔とちょっと違う気が……。ちなみに松島健説では帝釈天の修復は1493年のものではないかってことなんですけどっ。でも東寺に展示されていた京都新聞の記事には帝釈天の顔は運慶が修復したんじゃないかというような内容になっていて……これはまだ結論が出てないってことですかね?? いずれにせよ帝釈天の頭部は間違いなく後世に作り直されているのは確からしいです。
今回は六波羅蜜寺と一日でまとめて見たので、まだ地蔵菩薩の顔が新鮮に頭に入っていたつもりなんですが、その記憶に頼って見た感じだと、金剛法菩薩か、もしくは金剛業菩薩あたりが、一番運慶っぽい顔かなっ……と。でも金剛業菩薩像はうしろのほうにあるんで遠くていまいちちゃんと見えてませんっ。金剛宝菩薩はちょっと違う顔のような……。
って、わたしの個人的意見なんてなんの参考にもならないんですがっっ。
(^^ゞ
木材の年代測定が百年単位ぐらいで完璧に行えるようになると、かなり明確になるんでしょうけどね〜。

ついでに一度夜間拝観ってのに行ってみたいと思っていたので、高台寺と知恩院に行ってみました。高台寺、テレビの撮影も来ていたし、いま人気みたいですごい人でした。でもきれいだった……。池が鏡のようになっていて、夢のような光景でしたっ。知恩院はインディアン・ハープのコンサートも少し聴けたし、徳川家康像初公開も見れたんですが、高台寺と比べると印象が薄かったです。あと、800円はちょっち高かった……。
  written by* KS@管理人
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[270]** 密じゃなくて蜜なのね ** 2003/11/18 12:23
六波羅蜜寺の地蔵菩薩座像、良さそうですね、うらやましいなあ。
例のヒストリーチャンネルのビデオを見てたら、ちょうど六波羅蜜寺を紹介してまして、運慶の地蔵菩薩をどこかの快慶の地蔵菩薩と比較、両者の違いがよく解かりとてもおもしろかったです。
前から快慶はなんとなく線が細いというか、表面上だけの綺麗さというか、お顔も日本人離れしてて(仏像だから当り前?)あまり好きでは無いのです。
それに較べて運慶の地蔵菩薩からは内面から滲み出てくるような精神性の高さを(ざらついたテレビの画面の中でさえ)感じてしまうのはひいき目なんでしょうか。
来年こそはぜひ実物に会いに行きたいと思っています。

東寺、先日わたしも行ったので懐かしく読ませてもらいました。
その時は正直期待が大きすぎたせいか、講堂も金堂もそれほど感動が無かったんですよね。
昔、初めて東大寺の法華堂に行ったときや、三十三間堂の仏像群を久しぶりに見たときのような、おおーっというような驚きが無く、自分でも拍子抜けしてました。
やはり事前情報が多すぎて、勝手に想像を膨らましすぎたせいかも。

東寺で一番気に入ったのは大師堂でした。
朝早くから近所の方達がお参りに来て中で読経をしており、信仰がいまも生きているのを実感できたし、大師堂自体も優美な趣ですごく素敵な建物です。
あの中には秘仏の国宝不動明王像が安置されているそうで、外からその厨子を眺めては中の様子を想像したりしてました。

東寺を散歩しながら思ったのは、この金堂とか講堂とかって昔の人(庶民)は中に入って拝むことができたのだろうかという事です。
いまは拝観料を払って美術品として拝観できますが、昔は信仰の対象として外から拝むことしかできなかったんじゃないのかなあなんてことを考えながら・・

今度はわたしもぜひ五重塔公開のときに行ってみたいです。
帝釈天ももう一度見てみたい。なにせ梵天に惚れてしまい、帝釈天よく見てなかったので(^^;)
  written by* navoo
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[271]** 猫 ** 2003/11/18 14:15
で、やっぱり出口のとこに猫いましたね。
わたし関西のお寺で猫を見たの、そこだけでした。
関西の猫は尻尾が短いのが多いらしいですね。
  written by* navoo
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[274]** ** ** 2003/11/19 19:11
いやあ、期待しすぎて行くと拍子抜けするってのはよくあることのような気がします〜。あと、講堂は建物がいまいちっていうのもわかるような気が……。東寺は建築としてはやっぱり日本最大の五重塔でしょう〜。(と言いつつそれも下で興福寺のほうが好きって書いちまいましたがっ)

> 前から快慶はなんとなく線が細いというか、表面上だけの綺麗さというか、お顔も日本人離れしてて(仏像だから当り前?)あまり好きでは無いのです。

快慶はどこか漫画的なキレイさ……っていう印象はわたしにもあります。肖像彫刻で見ると運慶とは実力差が明らかなような……。むしろ運慶と比べられたら快慶がかわいそうな気さえしますねっ。そう言えばダヴィンチとラファエロも明らかにダヴィンチのほうが実力が上だと言われているので、比較されるラファエロが気の毒っぽいです。それでもラファエロのほうが好きな人もたくさんいるんで、ラファエロ絵画はちゃんと成立してると思うんですがっ。
でもわたし、たとえば世界的に評価の高い奈良美智とかもいまいち良さがよくわからないので、快慶も自分のストライクゾーンにないだけなのかもしれないし、ホントのところそのあたりの判断は自信ないです〜。好き嫌いとレベルの高低、区別できるようになるといいんですがっっ。

> この金堂とか講堂とかって昔の人(庶民)は中に入って拝むことができたのだろうかという事です。

できなかったんでしょうね〜。いまは京都御苑とかベルサイユ宮殿とか、はてはバッキンガム宮殿(いまもイギリス王室が住んでいる)とかバチカンのシスティーナ礼拝堂(法王専用礼拝堂)まで中に入って見ることができるわけで、考えてみるとなんだか不思議な感じがしますね。『世界が百人の村だったら』じゃないですが、日本人なんて全員が貴族みたいなものなんでしょうねえ。
……あくせくしていて実感がまるでないですがっ。
(^_^;)

ところでネコですけど、わたしは哲学の道でも見たことありますし、神護寺の石段でも見ましたし、興福寺の北円堂の斜め前の建物の屋根の上でも見たことありますよ〜。
  written by* KS@管理人
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[277]** 京都行きますよ ** 2003/11/20 04:57
私も今月末に東寺と六波羅蜜寺に行く予定ですよ。

今回はまだ行ったことのない宝物館に行きたいと思っています。兜跋毘沙門天に会いたいです。
  written by* さめぞー
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[280]** ** ** 2003/11/21 19:46
さめぞーさん、いらっしゃいませっ。
東寺宝物館、以前行ったんですが、まだそのときはなんだかわかっていなかった模様で、あまり記憶が定かではありませんっっ。その年の展示のテーマが「曼荼羅」だったので、なにやら曼荼羅の記憶しかないですっ。東寺級のところはやっぱり、一度ではわけがわかりませんね〜。
六波羅蜜寺は前回の特別拝観のときも行ったんですが、今回のほうがよかったです。三つとも公開は百年に一度、ということなので、行ってよかったです〜。地蔵菩薩坐像は今回、圧倒的に輝いて見えました。ガラスなし、壇なしで近くで見られるという意味ではもっとも条件のよい運慶の作品かもしれません〜。
今年は紅葉が遅いので、月末でちょうどみたいです〜。ついでに紅葉も楽しんでください〜。
  written by* KS@管理人

[264]** 行ってきました! ** 2003/11/16 11:02
こんにちは。
私も昨日、愛知の特別展へサクソに乗って行ってきました。
まず、名古屋の「空海と高野山」展ですが、開館と同時に脇目もふらず仏像の部屋へ直行、後続グループが到着するまでの10分近く八大童子を独り占め状態でした。
ほとんどの仏像はガラスケースを使わず直接見ることができ、とても見易く良い展示で、特に制多伽童子はいつまでも眺めていたいくらい素晴らしかったです。
八大童子はまるでアイドル扱いで、いろんなグッズが売られていまして、もちろん私も買いまくりました(笑)
それから、岡崎の「天台のほとけ」展へ。
こちらのほうは随分空いていて、帝釈天に思う存分対面できました。
ガラスケース越しですが、とても近くで見られるので、その美しいお顔を思う存分眺めてまいりました。
聖観音と梵天はやはり写真のみの展示でした。
滝山寺の十二神将は2体のみの展示でしたが、髪の毛がまるでパイナップル、お顔もすごくユニークで面白かったですよ。
美術館の建物やロケーションも素晴らしく、もっとゆっくり過ごせたらなお良かったのですが。
それにしても、日帰り680キロのドライブでいまもまだ腕がだるいです。
  written by* navoo
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[267]** ** ** 2003/11/17 18:08
navooさん、いらっしゃいませ〜。ご実家のほうが大変なようですが、navooさんは元気そうでよかったですっ。

> 開館と同時に脇目もふらず仏像の部屋へ直行、後続グループが到着するまでの10分近く八大童子を独り占め状態でした。

うっ、うらやましいっっ。わたしも高野山で見たときは制多迦童子と矜羯羅童子、独占状態で見ましたけど……。高野山で八体ど〜んと公開してくれるといいんっすけどね〜。
そうそう、たしかにグッズたくさん売ってましたよねっ。マグネットだとかファイルみたなのとか……わたしは絵葉書買いました(オーソドックスなっっ)。
やっぱり制多迦童子が一番人気ですかねっ?
でもわたしは矜羯羅童子とか世親像とか、ハンサムじゃない像のほうに運慶の底知れぬ実力みたいなのを感じて感心しちゃったりしますがっ。綺麗に作るのはある程度才能のある人が努力すればかならずある程度できそうな感じがするんですが、ハンサムじゃない像を上手く作るのってより大変そうな気がするんですよね〜。

> それから、岡崎の「天台のほとけ」展へ。

おお、「天台のほとけ」展情報ありがとうございます〜。やっぱり一体のみ展示なのですねっ。
しかし、↓で言っていた、揺れているという話が気になる……。

> それにしても、日帰り680キロのドライブでいまもまだ腕がだるいです。

うおお、すごいですね〜。クルマってほんとはそういう使い方するもんなんっすね〜。わたしはは近所に買い物するときしかクルマ、使ってないのでした。運転すると疲れて観光に集中できないという体力なしなものでっっ。
う〜ん、シトロエンで長距離ドライブ、かっこいい……。
  written by* KS@管理人
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[269]** マグネットだとか ** 2003/11/18 07:23
クリアファイルだとか絵葉書だとかを買ったのは私です(笑)
他にも特製線香だとかいろいろ売ってましたがきりが無いのであきらめました。

帝釈天ですが、ポスターなどでスター扱いしているわりには、隅っこのほうでひっそり展示されていました。
ガラスケースは窮屈そうでしたし、おまけに揺れてるし・・(^^;)
できれば滝山寺のほうで三体全部見てみたいものです。
いつ行っても見せてくれるようなら、安心して訪ねることができるのですが。
  written by* navoo
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[273]** ** ** 2003/11/19 19:10
マグネット、以前にも「買った」というカキコがあったんで、好評なんですねっ。あと、クリアファイルは最近の美術イベントではよく見ますよね〜。これも人気あるんでしょうねっ。
ちなみにわたしは絵葉書が好きで、つい買っちゃうので、なんだかたくさんたまってます。風景のと美術系のと両方買うんで相当な数がありまして……。ちゃんと見られるように整理しなきゃなのですがっ。

> できれば滝山寺のほうで三体全部見てみたいものです。
> いつ行っても見せてくれるようなら、安心して訪ねることができるのですが。

その後にいかれた方の報告を見ていると、たいてい大丈夫みたいなんで、わたしがよっぽど不運だったというか、慣れてなくてどんくさかったというか……(京都・奈良のメジャーな観光地と区別がついてなかったんですねっ)。
あとは、ここ、まつりが臨時バスが出るくらいメジャーらしいので、そういう人がわんさか行く日に行く、という手もありますがっ。あとは↑であるように、ツアーで行くのが一番カタイですねっ。
  written by* KS@管理人

[258]** はじめまして! ** 2003/11/12 16:09
はじめまして、東京に住んでいる者です。一年ほど前にグーグルで検索してたどりつきました。書き込みは、今回がはじめてです。色々参考にさせていただいています。11月5日に京都 奈良にいってきました。(日帰りで)この時期の京奈良は、寺院の特別開扉や秘仏公開など目白押しでどれを見ていいのか迷います。結局六波羅蜜寺 東寺 興福寺 元興寺など見てきました。六波羅蜜寺では、秘仏の十一面観音が公開されていました。本堂の奥の三つの厨子の真ん中の厨子に納められていました。近視と乱視なのでよく拝見できませんでしたが無料で十一面観音と結ばれている法具で御祈祷して頂いたのは感激でした。宝物館では、運慶作の地蔵菩薩(他の地蔵菩薩と違って肩幅が広くお顔がとても良いさすが運慶さん)や伝運慶 湛慶坐像や空也上人像など慶派ゆかりの仏像がたくさんあってとてもよかったです。東寺は前々から見たかった立体曼荼羅(運慶修復にかかわる)を見れて感激です。写真で見て思っていたのよりずいぶん立派でした(さすが空海の宇宙観)今回東寺の五重塔と興福寺の五重塔の内陣が同時に公開されてとてもラッキーでした。個人的には興福寺の方がすきです!北円堂の諸像や今回初めて公開の菩提院大御堂など色々見れてとても有意義な旅でした!また機会が有りましたら御報告します。
  written by* タクチン  
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[260]** ** ** 2003/11/13 23:48
タクチンさん、はじめまして。いらっしゃいませ〜。
一年前から来ていただいているんですかっ。ありがとうございます〜。

> 色々参考にさせていただいています。

少しでもお役に立てればうれしいです。
東京から奈良・京都に日帰りってすごいですね。それだけ回れたらすごいですっ。五重塔はわたしもせめてどちらか片一方は見たいと思っていたんですが、ぼっとしているうちに日々が過ぎてしまいました。外見としてはわたしも興福寺の五重塔のほうが好きです〜。

> この時期の京奈良は、寺院の特別開扉や秘仏公開など目白押しでどれを見ていいのか迷います。

そうですよね〜。なまじ関西に住んでいると、「また来年も見れるか」なんて思っちゃうんで、余計わけがわからなくなりまして……。かと言って全部見ているとへとへとになる&破産しますしっ。
とりあえず今年は京都のお寺の夜間拝観ってのに行ってみたいなと思ってますっ。

あまり更新のネタのないサイトですが、特別拝観情報はがんばって出しますので、これからも来てくださいね〜。
  written by* KS@管理人

[256]** いつのまにか・あき・ ** 2003/11/05 21:17
はじめてカキコさせていただいたのが、たぶん・はる・だったような?
あの時は、滝山寺に行き、次回は絶対北円堂へ、ゆくと誓い?
(おおげさな)いってまいりました。
お天気も雨で、あさ、はやいうえお堂は
暗くお顔が拝見できないではありませんかぁ・・・そのあいだ後ろからまた斜めからと立ち位置をかえたは、待つことしばし、すこしお日様が・・・
おぉ〜お顔が・・・やっぱ、来てよっかったと実感!
3 3 SANフリーキップを利用し、長い道のりだったウン!ウン!と納得
また、円成寺の大日如来坐像は、とげとげした・わかさ・をかんじました。
地元での「空海と高野展」も「天台のほとけ展」もあとまわしにした
かいが、あったというものです。
今月は、赤岩寺・12月には普門寺とおおいそがしになりそうかな?
  written by* knarl  
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[257]** ** ** 2003/11/06 19:12
knarlさん、いらっしゃいませ〜。
宣言どおり(?)北円堂に行かれたんですね〜。そうそう、あそこは自然光なんで、天気で印象が左右されちゃうんですよね〜。わたしは二度行きましたが、一度は天気がよすぎてかえってよく見えない、というへんな事態に陥りました。外が明るすぎて……。(あまりにも晴れた日の正午前後は要注意のようです)弥勒如来は明るいからよく見えたんですが、無著・世親像のほうがどうもちゃんと見えてなかったんですね。
しかし、いいですよね〜、無著・世親像はっ。せっかく日帰り圏内(といっても遠いけど)に住んでいるので、ときどき見にいきたい感じです〜。
円成寺・大日如来、たしかに「とんがった」感じがしますよねっ。あれだけの天才なら、若い頃はとんがってて当然ですがっ。

「空海と高野展」と「天台のほとけ展」も行かれたら、また感想などカキコしていただけるとうれしいです〜。八大童子がいいんですよ、これがっ。もり上がること請け合いです〜。
  written by* KS@管理人
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[261]** 足の指がかわいかった! ** 2003/11/14 23:30
こんばんは
先日、野暮用があり、大阪へ疲れも足のいたみもなんのその、名古屋で途中下車。いったん自宅に帰っちゃうと行くことができないのではと・・いうおそれが多分にあったもので、名古屋着3時3?分
いそがねば・・・・八大童子とゆっくり対面出来ないぞと気持ちはあせるばかり・・・私は後姿にほれぼれ、またななめ70Do??からみるすがたにうまく表現できないのですが、うなってしまいました。
また、快慶作・孔雀明王像にも
運慶とはちがった頭のよい、また仏師のプライドというのかなぁ、そんなものを感じてしまいました。
  written by* knarl  
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[262]** ** ** 2003/11/15 19:51
おお、「高野山展」行ってきたんですね〜。

> 私は後姿にほれぼれ、またななめ70Do??からみるすがたにうまく表現できないのですが、うなってしまいました。

えっ?! 後姿が見える展示なんですか? 京都のときは壁に背を向けて並んでいたんで、後姿は見られませんでした。高野山で二体展示のときも壁際だったし……。しかも京都はあまりにも混んでいたので、どの角度がいいかとか、足の指とかまでじっくり見られる状況ではなかったっっ(なにしろ規制入場でしたから)。
(T_T)
これは名古屋で見たかた、お得かもしません〜〜。

> 快慶作・孔雀明王像

あれ、派手ですよね〜。わたしてきには快慶はきらびやかっぽいものが得意というイメージがありますっ。
  written by* KS@管理人
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[263]** ラッキーだったんだぁ〜ね ** 2003/11/16 11:01
ごめんなさい・あやふや情報は、よくないね。後姿というのは、ケースなしでズラーと童子像・四天王像が、並べられてるんだけど壁と台に空間がほどよくあるので、一番端の背後にまわりこんでなんとか後姿拝見ってかんじですが・・・それがまた美しかったのです。わたしが行ったのは平日夕方だったのでわりと余裕をもって見学できたのかなぁ
童像のまえにいすがおかれてるのだけど、そこにすわって一息いれながら、にらめっこもいいかも・・・
23日には天台のほとけ展に行こうかと思ってますのでまたカキコしますね。


  written by* knarl  
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[265]** 名古屋展 ** 2003/11/16 11:21
knarlさん、こんにちは。「青い猫」のnavooです。
私も昨日名古屋行ったんですよ。
八大童子素晴らしかったですね。
目の前でのにらめっこに疲れたら、ベンチに腰掛け一休みしてからまた目の前へを繰り返しておりました(笑)
岡崎も良かったのですが、帝釈天がケース内の空調のせいか、微かに揺れていて・・
そればっかり気にしてました(^^;)
  written by* navoo
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[266]** ** ** 2003/11/17 18:06
いやあ、それは絶対条件いいと思いますよ〜。座って見るなんて京都ではありえないっっ状態でしたっ。思えば京都のときはテレビ番組も何度かやっていたし、近畿全体の人口が多い上に京都の観光客が多いだろうから、まあ混むのはあたりまえってことで……。
四天王も途中で会期途中で展示がえで、二体ずつの展示でしたしっ。うむむむむっ。
う〜ん、これは名古屋に行ってみるべきか、はたまた最後の和歌山(たぶん空いてる)に賭けるか、どうしようかしらんっっ。

> 帝釈天がケース内の空調のせいか、微かに揺れていて・・

そりゃ気になります〜。台の下になんかはさんで安定させたほうがいいんじゃないのかなあ……。うむむ。
  written by* KS@管理人

[251]** 特別拝観情報−岡崎続報。 ** 2003/10/28 18:39
岡崎の「天台のほとけ」展ですけど、ここ↓
http://www.city.okazaki.aichi.jp/museum/ka321.htm
を見ているかぎり、どうも帝釈天のみの出品かな? という感じがしてきました。そして滝山寺の十二神将はずらっと出る模様……。どなたかいかれた方いましたら感想など伺えると幸いですっ。(他力本願)
  written by* KS@管理人
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[252]** 私も・・ ** 2003/10/29 08:26
そんな気がしてきました。
http://www.city.okazaki.aichi.jp/yakusho/ka2650/kasisei/t2650a5ae.htm
もし、三尊とも出品するなら、梵天のことこんな書き方しないでしょうね。
そうなるとお寺の方にも行かないとなりませんね。
「空海と高野山」展見て、滝山寺行って、「天台のほとけ」展を日帰りで見るってのはかなり大変かも。
うむむ、悩むなあ・・

ところでケーブルTV見てたら、ヒストリーチャンネルで仏像の放送をやってました。
http://www.historychannel.co.jp/program/index.html
「珠玉の仏教美術」という番組でビデオで発売されているものだそうです。
http://www.greatdane.co.jp/s_b_000.html
たまたま私が見たのが第3回「密教と曼荼羅世界」でしたが、とても解かりやすい解説で、普段見る機会の無い仏像もたくさん紹介してくれて、なかなか見ごたえのある放送でした。
いま第4回まで来てまして、次の第5回は「運慶と快慶」編なのでとても楽しみにしています。
放送は来月初旬からで再放送も何度かやります。
スカパーでも視聴できるそうなので、皆様もぜひ!
  written by* navoo
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[253]** ** ** 2003/10/30 19:29
やっぱりそうですかね〜。三つ並べて展示して欲しかったなあ……(一度滝山寺失敗しているので、お寺にいくのはとっても不安だったりするわたし)。
『空海と高野山』のほうは来年東京国立博物館に行きますけどね〜。でも東京国立博物館の特別展ってものすごく混雑するというイメージが……。(むかし国宝展に行こうとして、行列にめげてしょんぼり帰った記憶アリ)

スカパー情報もありがとうございます〜。なかなかテレビ番組情報を出そうとして、しそびれている要領の悪い管理人ですっ。とほほ。
しかし、わたしはびんぼ〜なのでスカパー未加入なのですよっ。残念っ。またどんなだったか教えていただけるとうれしいですっ。
  written by* KS@管理人
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[254]** 帝釈天 ** 2003/10/31 05:44
滝山寺の帝釈天ですが、数年前に横浜で開催された「源頼朝とゆかりの寺社の名宝展」で見たことがあります。
運慶作の他の仏像と比べ、動きが少なく、少しおとなしめですが、目の感じとかは円成寺の大日如来にも似た雰囲気でいい表情をしています。
ちなみにこの時も帝釈天のみの展示でしたよ。
  written by* さめぞー
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[255]** ** ** 2003/10/31 19:51
すると博物館に貸し出すのは帝釈天のみの場合が多いのかもしれませんね〜。
滝山寺の三体は写真で見ても他の作品と雰囲気が違いますよね〜。それが見てみたい理由の一つでもあるんですがっ。製作過程で湛慶のはたした役割がかなり大きかったのではないか、という見方もあるみたいですけど。

> 目の感じとかは円成寺の大日如来にも似た雰囲気でいい表情をしています。

それは円成寺大日如来好きのわたしとしてはぜひとも見たいです〜。ここはめげてないでもう一度滝山寺チャレンジしなきゃ……。
  written by* KS@管理人

[243]** はじめまして ** 2003/10/27 03:46
どうもはじめまして。
私も仏像が好きでして、とても楽しく拝見させていただきました。

私も先日、浄楽寺に行ってきまして、運慶作の仏像たちにお会いしてきました。とくに好きなのは毘沙門天でりりしい表情が動きのあるポーズがかっこいいです。3年前にお会いして以来、すっかりファンになってしまい、御開帳のたびに訪ねています。

あと先日舞鶴に行ってきたんですが、こちらでも「伝」運慶作の仁王像にお会いしました。こちらもすごい迫力のある像でとても気にいりました。運慶作というのは疑問ですが、表情や肉体表現など東大寺南大門の仁王像によく似ており、慶派の流れを組む仏師によるものだと思われますね。「伝」運慶であろうといいものはいい!そう思います。
こちらでも運慶の真作や「伝」作品に関係なく、いろいろ紹介されているとこがとても気にいりました。

それではまたー。
  written by* さめぞー
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[244]** ** ** 2003/10/27 19:44
さめぞーさん、いらっしゃいませ〜。あちこちの掲示板でニアミス(?)しているので、はじめましてな気がしませんが、はじめましてっ。わたしもそちらにサイトにもおじゃましたことあります〜(足跡残してませんがっ)。

浄楽寺、いいみたいですねっ。いやあ、関東圏に住んでいればいいんですが、年に二日の公開日にあわせて関西から行くのはなかなか敷居が高いです。でも行きたいんですが〜。運慶の真作だと言われている作品に、ハズレはないようですねっ。なんとかして全部見たい……。

> こちらでも運慶の真作や「伝」作品に関係なく、いろいろ紹介されているとこがとても気にいりました。

これはそもそもわたしが最初に運慶に興味を持った頃に、包括的に運慶を紹介しているサイトがなかったために、どれが真作だと言われているのか、どれが「伝運慶作」なのかわからず途方にくれた経験からこういう形にしてみたんです。とはいえ「伝運慶作」を日本中まとめるのはかなりしんどそうなので、とりあえずいまのところ京都・奈良に限ってるんですが。それでもまだ掲載漏れがあるみたいなんですけど……。

> 「伝」運慶であろうといいものはいい!そう思います。

そうなんですよね〜。ホントは作者が誰かってことではなくて、作品がいいかどうか、なんですよね〜。わたしも「いいものはいい!」と言いきれる鑑賞眼を持つことを目標にがんばっていきたいですっ。
  written by* KS@管理人
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[245]** 「伝」について ** 2003/10/28 04:25
あ、私のことご存知でしたか・・・。(笑)
HPにも遊びに来てくださってたんですね。ありがとうございます。

関東でもたくさんの寺院に「伝」運慶作と伝えられる仏像が多いですね。とくに関東では鎌倉期成立の寺院や鎌倉時代作の仏像のある寺院が多く、そのような寺には「伝」運慶、あるいは「雲慶」の名前で伝承されたものが多いですね。
しかしこの「伝」運慶というのもなかなか面白く、当時から運慶がかなり知られた有名な仏師であったことをしめす証拠の一つだと思います。人々の間で優れた仏師として有名でなければ、わざわざ運慶作だという必要はないおわけですから。
例えば鎌倉の光触寺という寺に伝わる中世に書かれたお寺の縁起にも、本尊を製作した有名な仏師として運慶(雲慶)の名前が登場します。本当にその言い伝え通り本尊が運慶の真作かどうかは別にして、これは運慶が当時からそのネームバリューがあったということの証明でもあり、そういう資料的な点でも興味深いと思います。
  written by* さめぞー
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[248]** 「伝」運慶 ** 2003/10/28 13:25
「伝」運慶のなかで個人的に気になっているのが、現在五島美術館所蔵の愛染明王像です。
http://h-honda.hp.infoseek.co.jp/aki/humonji/humonji.htm
もともと鶴岡八幡宮にあったものが廃仏毀釈により流れ流れていまは五島美術館にあるそうです。
私はまだ拝見したことが無いのですが、写真で見た限り力感あふれるその姿は名のある仏師の作品のように思えます。

「伝」運慶はそれを所有する寺の願いなのかもしれませんが、
素晴らしい仏像を運慶作であって欲しいと思うのも、我々美術愛好家の願いであるかもしれませんね。
  written by* navoo
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[250]** ** ** 2003/10/28 18:38
「伝運慶作」って結構関心高いんですね〜。中には京都の戒光寺の「釈迦如来立像」みたいに、仏像そのものが結構有名なのもあったりして……(暗殺されそうになった後水尾天皇の身代わりに刀を受けて、その傷がある……とかいうエピソードで有名らしいですが)。

そういえばこの前テレビで言ってましたが、レンブラントはこの十年に研究が進んで、従来真作として有名国立美術館にかざられていたものが何枚も、レンブラント工房作(要するに弟子の作品)に修正されてしまったそうです。なかなか真贋論争ってむずかしいんですね〜。まあ、レンブラントは弟子の教育がとっても上手かったみたいで、弟子がかなりいい線いっていたのが禍(?)したそうなんですが。はたして運慶はどうなんでしょう……(絵画より彫刻のほうが才能が左右する比率が高いような気がしますがっ)。

>さめぞーさん

> しかしこの「伝」運慶というのもなかなか面白く、当時から運慶がかなり知られた有名な仏師であったことをしめす証拠の一つだと思います。

そうですよね〜。この「伝」運慶作品の多さは、はやくから運慶がナンバーワン・仏師だとみなされ、仏師の代名詞とされていたことを物語っているわけですよね。数多くの慶派&その他の仏師をおさえ、知名度ナンバーワンを誇っていた理由を考えると、きっと失われた(or見失われた)作品が多々あって、かつてはいまよりずっと多くの運慶作品があり、いまみたいにさがさないと運慶作品は拝めないという状況ではなかったんじゃないかな〜とか思ったりするわけで(唯一東大寺南大門仁王像だけはさがさなくても出会いますがっ)。
……ああ、惜しい。

>navooさん

> 「伝」運慶のなかで個人的に気になっているのが、現在五島美術館所蔵の愛染明王像です。

見ました〜。う〜ん、なかなか迫力ありますね〜。
これ、いつでも常設で見れるんですかね? あと、博物館所蔵ならX線写真とか撮って研究されてるんじゃないんでしょうか? 月輪型木札とか、署名とか見つかっちゃうと、かなり「運慶だ〜」ってことになってるはずなんですけど……。とりあえずネット上でも評判いいみたいなんで見てみたいですね〜
  written by* KS@管理人

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