高山寺・石水院

 Kouzan-ji / Sekisui-in

   
         
         
     所在地 : 京都(京都市左京区梅ヶ畑栂尾町8)

 最寄駅 : JRバス・栂ノ尾、もしくは京都市バス8番で高雄。

 料  金 : 石水院は600円。10月〜11月は入山料300円別途。(2000年現在)

   
         
         
    最寄の電車のない高山寺。わたしたちは阪急四条烏丸駅発の市バス8番に乗って

行った。途中、妙心寺前、仁和寺前を通り、市街地を出ると山道に……。そのあたり

からバス料金が上がり始める。でもわたしたちはスルット関西3dayチケットで乗車し

たので、その点は気にならなかった。何らかの乗り放題チケットを持っているほうが

お得かも。ちなみに終着駅高雄まではだいたい50分かかった。

JRバス(京都駅から出ている)のバス停のほうが近くまで行けるけれど、歩いてもさ

ほど距離はない。清滝川ぞいに清流をながめらがら歩いていくと、ちょうどバス疲れ

が取れる程度の距離。

中に入ると参道(↓)がなかなかきれい。

ちなみにこの参道の右手にある茶園は日本最古のもので、茶の発祥の地らしい。

まっすぐ入って石段を上ると正面に金堂(↓)がある。

金堂の右手には旧石水院跡や開山堂(↓)などがある。

上の建物を見たあと、反対側の道を降りてくると、そこに石水院がある。ここは明恵

上人時代の唯一の遺構で、国宝。

「住んでみたいな、こんな家」なんて言いながら見ていたら、実はきわめて機能的な

構造だそうで、住宅建築の傑作なんだとか。

国宝をたくさん保持していて、中でも有名なのは「鳥獣人物戯画」なんだけど、実際

に見ることはできなくて、置いてあるのはレプリカ。とはいえ、解説もあるし、全四巻

が見渡せるし、なかなかおもしろい。

あと、アッシジの聖フランチェスコ教会と兄弟教会の約束をしている。(明恵上人と聖

フランチェスコ、どちらも小鳥なんかに慈悲深いという共通点があるらしい)

その後、また清滝川沿いに歩いて、神護寺に行き、その後清滝川沿いのハイキン

グ・コースを歩いて嵐山方面に出た。(神護寺のページ参照)

高山寺は世界遺産に指定されています!

   
         
         
       子犬    
         
     製作年 : 鎌倉時代(1225年頃)

 木造彩色、玉眼

   
         
         
    あくまで「伝運慶作」であり、運慶が作ったと断定されているわけではないんだけど、

とりあえずかわいいので見て損はない。なんでも志賀直哉が連れて帰りたいと、言っ

たとか……。なぜかちゃんとした玉眼なのがみそ。でも尻尾はなんだか豚の尻尾み

たいで変。湛慶作という説もあるらしい。

石水院の中にガラスケース入りで常時展示されている。

   
         
         
       

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